光を求めて

道は開かれているものだと思っていた
ただそのレールの上を走るだけで
何も考えないで何も意識しないで
たどりつくべき場所へ行けるのだと

でも今やっとわかった　道は自分で探すものだと
そう探さなきゃ始まらない　本当の人生は

苦しむからすばらしいんだ　悩むから素敵なんだ
人間って不思議なもんで　先が見えたら頑張らないから
まわり道をしたっていいんだ　少しくらい休んだっていいんだ
絶対そのほうが人生楽しいはずさ　生き急ぐことはない

人に流されちまったことを悔やんでたり
難破船のように彷徨い　沈み込んだり

雨嵐にさらされて　進む道見失った時は
大空を見上げてごらん　あの雲の隙間

溢れんほど差し込んだ輝きに満ちた光
プライドってものなど捨てて　まず一足踏み出せる強さを
諦めることなんてない　臆病になることはない
胸に希望があれば見つかるはずさ　光を求めていこう

群れを成し立ちふさがる雲を
我先に土を叩く雨を
砂塵上げ走り抜ける風を
ものともせず歩くさ　つまづきながらも見つけた道を

苦しむからすばらしいんだ　悩むから素敵なんだ
人間って不思議なもんで　先が見えたら頑張らないから
諦めることなんてない　臆病になることはない
胸に希望があれば見つかるはずさ　光を求めて歩いていこう

遥か彼方に射す光を見据えながら
足跡を深く刻み　未知を拓いていこう